妙圓寺内陣修復は、住職・壇家一同の願いでしたが、伊藤仏壇との出会いが事業を決断するきっかけとなり長年の夢がかないました。
妙圓寺本堂は、明治19年に建立されて以来、内陣の大修復は120数年の歴史の中で初めて行われました。
見積もり当初は余りにも傷んでいる部位が多く修復が可能なのか、事業費がどれほどになるのか想像もできませんでしたが、伊藤仏壇の皆様方には親切に相談戴き安心してお任せできたと思います。
昨年の8月に遷仏以来10カ月経ち、6月10日にお戻りになられた阿弥陀如来や御宮殿は、元の姿とは見違えるほど綺麗なもので、特に御厨子は元の御厨子とは思えないほどのお姿で修復できたのが信じられないもので驚きました。
私は、この事業に携われたことによりお寺や御内陣について多く知ることができ良い経験が出来たと思います。
綺麗に修復された内陣は、今後住職始め檀家の方々により参拝され大切に守られていくと思います。
最後になりますが、伊藤仏壇様、檀家の皆様に心よろ感謝申し上げます。
壇家代表 奥田様
2011.07.26